ウィスラー夏の観光スポット！気軽に楽しめるPeak 2 Peakゴンドラ利用ハイキングコース

今やウィスラーの夏の観光シーズンの王様とも言えるPeak 2 Peak（ピーク・トゥ・ピーク）ゴンドラの魅力は、なんと言ってもその景色がダイナミックなこと。ウィスラー山頂とブラッコム山頂の全長4.4キロメートルもの距離を４本だけの支柱で支えており、中央の３キロはダラーンと支柱なしでゴンドラがぶら下がっているだけ。高いところが苦手な私としては、なんとも怖い光景です。地上436メートルものゴンドラは、まるで空を飛ぶ乗り物に乗ったような感覚になります。

私は、冬の間はスノーボードのインストラクターをしているので、オフシーズンの体力作りも兼ねて、昨年７回ほど行って来ました。きれいな湖を眺めて、マーモットなどの自然動物に触れることもできて、とても楽しかったです。

これからウィスラーに来る方は、ぜひおすすめしたい観光スポットです。

正直１日では到底回りきらないハイキングコースですが、ぜひ押さえておきたいのは、

この２つです。

また、さらに追加のおすすめスポットとして、

③雪の壁を見ること
④ハーモニーレイク周辺を散歩すること

以上の２つもぜひおすすめします。

合計４つのスポット巡りも１日あれば、できます。
あと、運が良ければ、かなりの割合でマーモットを見ることができ、また熊も見つけることができるかもしれません。
熊は、ビレッジでも時々見かけますが、あまり暑い日よりも比較的に涼しい時間に現れます。ゴンドラで山に上がる時に、見かけることがあります。

ここからは具体的におすすめのルートをご紹介しましょう。

アッパービレッジからブラッコムゴンドラに乗って快適にアルパインのエリアへ。ブラッコムでもハイキングを楽しめるのですが、よりおすすめなスポットはウィスラーにあるので、ブラッコムに上がったらその周辺だけを軽く10分ほど散歩してみましょう。もしくはランデブーというレストハウスに入ってコーヒータイムを楽しんだりするのもよいでしょう。
運が良ければ、岩場のところにマーモットを見つけることができるできます。
私の経験では、ウィスラーよりもブラッコムのアルパインエリアでマーモットをよく発見するので、マーモットを見つけなら、ブラッコムがチャンスです。

ブラッコムからPeak 2 Peakゴンドラでウィスラーへ向かいます。

ウィスラー側に到着したら、まずは頂上へ目指すためにピークチェアに向かいましょう。歩く距離は10分程度になります。
ピークに到着したら、ぜひスカイブリッジへ。
私は高いところが苦手なので、なかなか足下を見れないのですが、おそらく多くの方はスカイブリッジからの絶景を楽しめるでしょう。

スカイブリッジの絶景を楽しんだ後は、ピークからマシュートラバース（Mathews Traverse Rd）を通りちょっと山を下ってみましょう。すると、雪の壁が現れて来ます。

上の写真は、昨年の8月1日に撮ったものです。早い時期ほど雪の壁が高いので、なるべく７月あたりに行くのがおすすめです。逆に６月など早い時期過ぎると、まだ雪が多く場所によってはハイキングし難いことも考えられます。
ハイキングのコースに雪が残るかどうかは、その時期の暑さにもよりますので、ウィスラーの公式サイトに行ってウェブカメラ Mountain Camsをチェックするといいでしょう。

マシュートラバースからピカズトラバースを使って下山することもできますが、時間が掛かるので一度ピークチェアの頂上に戻り、ピークチェアで降りるといいでしょう。ちなみに私は昨年、ピカズトラバースからマシュートラバースを通ってハイキングしました。途中の景色はそれほど絶景という感じではなかったですが、途中、氷河に潜れるユニークなスポットを見つけることもできました。

ピークチェアを使って、再びウィスラーのアルパインのメインスポットに戻ったら、最後はハーモニーレイクループ（Harmony Lake Loop）を通ってハーモニーレイクまでハイキングしましょう。「ハイキング」と言っても、そこは15分から20分程度の簡単なお散歩ハイキングコースです。ラストのお立ち寄りスポットとしては、ちょうどいいと思います。

ここが超絶景で、私としては一番のおすすめスポットになります。晴れた日には、湖に山の景色がそのまま鏡のように映って、綺麗な景色を楽しめます。

この湖のところから、さらにちょっと下ると、今度はこの絶景！！

また一段と違った湖のカラーが楽しめます。
下の方の湖に行って、なるべく人が通らないスポットを適当に見つけて、スナックやランチをいただくといいでしょう。湖の近くは、ちょっと蚊が多いのでその点だけ問題ですが。

正直、山のレストランの食事は大したことがなく、やたらに高いです。例えば、フライドポテトを食べても少量でしかも値段が12ドルだったかな。驚くような値段をチャージするので、レストハウスで買って食べない方がいいです。事前におにぎりを作って持っていく、あるいはビレッジのスーパーマーケットでサンドイッチを買っておくといいでしょう。

ハーモニーレイクに行った後は、ウィスラーのゴンドラを利用して下山しましょう。これでウィスラービレッジに戻れます。帰りは、マウンテンバイクの方は乗って来ないので空いています。途中、MTBライダーがダウンヒルで颯爽と走っている姿を眺めることができます。

最後の注意点として、どんな服装でどんな靴を履いていった方がいいのか、アドバイスしましょう。

まず、山の上は、思っている以上に気温が低いです。例えば、ビレッジが25度を超えるような暑い日でも山の上は10度だったりします。曇っているような日なら、なおさら寒いです。だから、リュックなどを持って行き、そこに上着を入れておくといいでしょう。

ハイキングのコースは、イージーなので気合入れたハイキングシューズでなくてもＯＫ。普段履いているような運動靴。若い人ならあまりグリップが効かないスケートボードのシューズでも大丈夫だと思います。事実、自分の子供たちは、そんな靴でハイキングしています。

私は一年を通して、普段からランニング用のハイキングシューズを履いているので、それで山に上がります。個人的には、ウィスラーに住んでいるのなら、誰もがこのようなシューズを履いておくと便利かな、と思います。

以上、一日で楽しめるウィスラーのハイキングコースをご紹介しました。
今回ここで紹介していないブラッコムのハイキングコースに関しては、以下の動画を参考にしてみてください。こちらのハイキングコースも、ルートによって変わって来ますが、およそ30分から１時間程度で楽しむことができます。

以下、夏のウィスラー・トレイルマップです。先にも伝えましたが、時期により雪の量が変わるので、ハイキングできるコースも変わります。

さらに詳しいウィスラー、ブラッコムのマップをチェックしたい方は、以下の公式サイトページをチェックしてください。

所要時間は、ゴンドラやリフトを待っているの時間、あるいはゴンドラ乗り場までのちょっとしたハイキングの時間なども加わります。ご参考にしてみてください！