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大河のハイスクールが行っているプログラム、サッカーアカデミーの練習風景を見に行って来ました。
このサッカーアカデミーというのは、ハイスクールの授業内に行われるもの。午後1時半~3時までこのサッカーアカデミーの時間になります。
サッカーアカデミーの後には、すぐに帰って来るので、ほぼ午後の授業はサッカー練習ということに。
大河にとっては幸せな環境ですね。
ハイスクールは、ママがいろいろ調べて決めたのですが、こうしたサッカーアカデミー含め、授業内容や評判など調べて、ここに決めました。
以下、大河が通っているハイスクール『Sentinel Secondary School』のホームページ
http://go45.sd45.bc.ca/schools/sentinel/Pages/default.aspx
(以下、サッカーアカデミーのホームページ)
http://westvancouverschools.ca/academies/soccer
このサッカーアカデミーは、周辺ハイスクールの3つのところから子供たちが通っています。
講師は、北米プロ・メジャーリーグMLSのホワイトキャップス、トロントFC、モントリオール・インパクトから来ています。
週3日はフィールドでの実践授業。1日は、室内での授業、もう1日は、Twist Conditioning。
このツイストというのは、なんでもストレッチのことや、どうやったら速く走れるかなど、身体のコンディショニングのことをやっているようです。大河曰く、「かなり調子良い。」とのこと。
そもそも大河は、あまりウォーミングアップやストレッチングの大切さを認識していなかったようなので、こうした授業があり、実際の効果も感じれて良かったと思います。
まさにサッカーを頑張る子には最適な環境と言えるハイスクールですが、驚いたことにこうしたハイスクールを決めるのは、親御さんです!
このこと、驚きませんか?
日本だったら、高校は偏差値など影響するし、スポーツが得意な子がスポーツが強い学校に行く場合、中学の推薦など必要になって来ますよね?でも、こちらでは、そんなのお構いなしに、行きたい高校に通えるのです。
だから、高校受験がありません。
もう少し詳しく言うと、日本の場合、小学校を卒業したら、中学があり、高校受験という流れですが、
カナダの場合は、小学生にあたるエレメンタリー・スクールを7年生まで行い、そこから先ハイスクールが5年間。
プレスクール1年間(幼稚園にあたるもの)
グレード1~グレード7(小学生から中一にあたるもの)
グレード8~グレード12(中二から高3にあたるもの)
さらに驚くことは、このハイスクールは無料なんですよ。
つまり、
1)どこでも自由にハイスクールを選べる
2)受験なし
3)無料
ということなんです。
それで、サッカー父ちゃんたちが、どんな会話をしているかと言うと、
「頑張ってサッカーがうまくなって、大学は推薦入学。それで授業料が無料になりますように。」
ということです。
日本でもこうした会話はありますが、ハイスクールからサッカーに特化した環境を選ばすことができるカナダ。
サッカーで大学に行く場合、かなり有利な状況だと思います。
昨日もサッカー練習中のお父さんとの会話は、こんな感じでした。
「うちの息子には、ホワイトキャップスには入らなくていいんだって言ってるんです。でも、大学には行け、と。そうしたら、プロになれなくても、いろいろつぶしは効くからね。」
ちなみに、その息子さん、先日、平日に練習試合があり(注:相手はカナダ代表U17女子)、学校は午後だけ出させたそうです。
こうした自由な雰囲気、日本にはなかなかないことだと思います。
だから、自分の子供をカナダのハイスクールに!と思われた方もいますが、残念ながら海外からの留学のケースでは、授業料を取っているようです。つまり、授業料はそもそも発生しているのだけど、カナダの場合、政府が出してくれるということなのかもしれません。
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