カナダのお米は日本よりも格段に安い!

2018年8月10日金曜日

t f B! P L


日本からカナダに来る方が、1つ心配材料となるのは、お米の値段、そして味ではないでしょうか?

そこで、今回は、実際に僕が購入したお米と、地元の特売のお米の値段を比較したので、ご紹介します。

まずは、日本のお米の値段から。
日本に住むお袋がよく利用するスーパー、コモディイイダ。
そこで今日の地元チラシを調べたところ、宮城県産の「ひとめぼれ」と、新潟県産の「こしいぶき」が、特売で5キロ、1,790円。消費税を入れて、1,934円で売られていました。
1キロあたりのお米の値段は、368円です。



一方、僕が先日、バンクーバーのOSAKAYA(T & T Supermarketの系列店でアジア食材スーパー)のお米、その時の特売のお米は、カルローズ(おそらくカリフォルニア米)は、15パウンド(6.8kg)で、$12.98(およそ1,170円)。カナダでの消費税は、日本以上に高いですが、こうした食材の消費税は掛からないので、お値段はそのまま$12.98。1キロあたりの計算では、$1.90(およそ170円)になります。これは安い!!


※今回はカルローズを買いましたが、いつもブランドに関わらず『安い日本人お好み米』の特価品を買っています。

つまりカナダのお米は、日本の半額以下で購入できます!

もちろん、買う場所や特売でないところなど、条件により価格は変わって来ますが、こうした特売品のお米を買えば、日本よりもずっと安く買えることがわかります。


日本の特売品のお米の値段
5キロ:1,934円
1キロあたりの値段:386円


カナダの特売品のお米の値段
6.8キロ: 1,170円
1キロあたりの値段:170円



カナダのお米の味は?

次に気になるカナダのお米の味について。

まず結論から言わせてもらうと、「まあまあ、おいしい。」
正直、炊き立てのご飯は、味の違いはまずわからないし、おそらく日本でこんなに安く売っていたら、カナダで販売している特売品のお米を買ってしまうでしょう。

そんなレベルです。

だけど、炊き方は肝心だと思います。

僕は日本から買って持って来た炊飯ジャーを使用しています。
毎日食べるご飯。おいしくいただきたいので。



カナダでも日本で販売しているような良い炊飯器も買うことができますよ。

Tiger Electric Rice Cooker Size: 10 Cup
CA$136.99

また、日本で売っていないような安い炊飯器も買うことができます。

Professional Series 6-Cup Stainless Steel Rice Cooker
CA$24.99

ちなみにこうした2000円ほどの炊飯器は、LONDON DRUGやWALMARTで買うことができます。

だから、僕のようにわざわざ日本から買うこともないんですよね。
でも、僕はご飯好きなので、そこはこだわって日本から買っちゃいました。

僕のように「ご飯大好き!」という方は、スーツケースにも収まる3合炊き炊飯器を買うのも良いかもしれませんね。一人二人なら十分なサイズ。
時間設定など、日本語なので簡単。しかも、日本のジャーって、お米の種類による炊き方など至れり尽くせりなので。






カナダと日本の電圧の違いは?って。

全然、大丈夫ですよ。ほぼいっしょなので。
よく変圧器を使いましょう!なんてガイド見るけど、「ウッソー!」と思ってしまいます。だって、カナダに来て20年以上。日本の電化製品で一度もトラブルに会ったことがないので。日本のどんな電化製品を使っても壊れたことがありません。
もちろんパソコン、カメラ類はそもそも海外で使えるように、電圧の範囲が広いし、そうしたものでなくても、ヘアードライヤー、こたつ、フットマッサージといった日常使う電化製品でも大丈夫でした。


カナダで購入するお米の質について

お米の味の話に戻しましょう。
今度は、カナダで買うお米の質について。

たぶん、カナダのお米の方が、質は悪いと思います。
形が悪かったり、白い粒のお米が混ざっていたり。

以下の写真、さっき自分が撮影したものですが、結構、形が崩れているようなものや白いものが混ざっているんでよね。



日本でもこうしたお米はあると思うけど、カナダの方が全体的に質は悪いと思います。

でも、大切なのはやはり炊き方。
お米が割れないように、丁寧に研いで。
ザルにちょっと置いて。
カナダのおいしい水で炊く。

そうすれば、きっとおいしいご飯がいただけますよ。

ちなみにウチは、普通のお米に栄養価がより高い胚芽米を混ざて食べます。
だいたい、普通の米と胚芽米の比率は1:1です。もしくは、全部、胚芽米でいっちゃうことも。

この胚芽米も、たいてい15パウンド(6.8kg)で18ドルほどで買えるので安いもの。さらにそれよりも安い特価で買うこともできますよ。


カナダのお米は結局はカリフォルニア米!?

カナダのお米のブランドや銘柄を見ると、日本でもお馴染みの「あきたこまち」とか「ひとめぼれ」など、あります。
一見すると、「わっ、日本と同じ。良さそう!」と思うけど、僕のこれまでカナダのお米を買って来た経験では、どれも同じ。ただお米を売りたくて、名前だけコピーしているだけ。だったら、一番安いお米がいい。だけど、タイ米のような類のもの
でなく、FOR SUSHIとか書いてある、いかにも日本人好みのお米を。

ほぼどのお米にもカリフォルニアで作られていて、白い米、形が崩れた米が混ざっている商品が多いです。

でも、これは!と思う米もあるのも事実。さすがちょっと高いだけあって、おいしいなあ、と。

田牧米ゴールド!!!
これは、うまいです。
カルフォニア産コシヒカリ品種です。おそらく、おいしい日本食レストランでは使用されているでしょう。カナダの日本食行って、「ご飯おいしい!」と思ったら、これの可能性が高いです。

かつて、僕はこのお米ばかりというプチ贅沢な食生活でした。最近は、子供たちのこれからの大学費用など考えて、ちょっと節約我慢していますが。

さらにこのブランドから、田牧米クラシックというのがあります。
田牧一郎さんが良質カリフォルニア産アキタコマチで育てた名ブランド。
日本人好みのモチモチとした食感です。
これは、「カナダで買えるお米って、こんなにおいしいよ!」というメッセージを込めて、お土産にも良いか、と思います。


これからワーキングホリデーでカナダに行く方などは、お米の値段、クオリティは安心ですよ!というお話でした。


このブログを検索

自己紹介

自分の写真
1990年にワーホリで来て、その後、カナダで結婚。二人の子供がいます。 現在は、冬の間はウィスラーでスノーボードのインストラクターをしていて、また年間を通してスノーボード・ブログhttps://dmksnowboard.com/を運営、またスノーボード関連ブランドの 日本代理店フィールドゲートで働いています。 会社は東京にありますが、日々オンラインで海外ブランドとのやりとり、PR事業などを行っています。 時間がある時に、こちらのブログをアップし、これからカナダに来られる人に向けて現地からためになる最新情報を配信していきます。

人気の記事

QooQ