名称は、
BC/YK SECTION SUPER SERIES:VICTORIA DAY COMPETITION
http://www.skatinginbc.com/competitions/super-series/2016-super-series-victoria-day
大河のサッカーと違って、クレアの大会は、シーズンに1、2度しかない大勝負です。
ママが仕事だっため、お父さんが付き添いになりました。
大会前、やや緊張した趣なクレアに、「緊張しているか?」と、聞くと、
「していない。」とつれない答え。
「本当?」
「うん。」
お父さんとしては、用意しておいた名言を出せず仕舞い。
「緊張というのはなあ。勝てる自信があるから、緊張するんだよ。気にするな。強くなった証拠だよ。」
って、カッコよく言いたかったんだけど。
それでも、どうしても語りたかった僕は、
「クレア、いつもと違うスケートリンクだ。でも、気にするな。ホームだと思え。ここを自分の裏庭ぐらいに考えればいい。決して、余所行きな気分になるな。」
一応は、うなずいてくれるものの、その様子はあきらかに迷惑そう。お父さん、うざい!?
いよいよ会場入りの時。バンクーバー周辺の各エリアから集まって来た精鋭キッズたちが、スケートのバッグをゴロゴロ引いています。なんか、みんなうまそうだな。
そこで、僕はさらにアドバイスをしました。
「クレア、気合入れろ。負けんじゃない!絶対勝つぞ。」
すると、
「だって、他人と争うんじゃないもん。自分でやるだけだから。」
「そうか、それは素晴らしい考えた。そうだ、集中して行こう!」
と、お父さんすぐにアドバイス起動修正(笑)。
我がウィスラーのクラブからは3人の選手が出場です。
大会前に念入りのウォーミングアップ。
日本と違ってカナダのフィギュアスケート代金は安いよ
だけど、2:45に集合して、大会は5:10スタートと待ち時間が長い長い。クレアは着替えたり、お化粧したり、入念なストレッチングやウォーミングアップとやることはあるのだけど、お父さんは手持ち無沙汰に。
そこで、前から気になっていた「もし、日本でフィギュアスケートしたら、いくら掛かるのか?」ということを、ネットで調べることにしました。
スケートのレッスン代金は、ウィスラーだとシーズンで$3500ほどです。高いなあ、と思っていたのだけど、日本だともっと高そうに思ったので。
すると、そこには驚くような値段が!数百万の数字!!
コンペティションのようなレベルになると、レッスン代もメチャクチャ高いし、コーチの遠征代も選手側で払うんだとか。
おまけに、あの演技中に掛かる音楽代が、なんと5万円も!ウッソ!!
そう言えば、クレアのCDを作る時も、「なんでそのへんで買ってこれそうな音楽で70ドルとか掛かるんだ!」と文句言ったけど、そんなレベルではなかったのです。
しかも、今回クレアのコーチが来てくれたお金だって、クラブ側が出してくれたのだろうし。
クレアのコーチにしたって、現役時代は確かもう少しで五輪に行けるような選手で、これまでにも熱しにアドバイスし続けてくれた優秀なコーチだし。
日本にいたら、こんな大会レベルのようなフィギュアスケートは、とてもじゃないけどお金持ちでないとできないんだな、と思いました。
いよいよ出場!
さあ、こうしてネットしてコーヒーとかいただいている間に、いよいよ出番が近づいて来ました。間もなく演技することを思い浮かべているのかな、他の選手をチェックするクレア。
まずは、クレアの盟友ナターリアちゃんが最初に出場しました。
終わった後に、ハグ。良く頑張ったね!
クレア、いよいよ出番ですよ。気合入れて行きましょう!
この組に出場するメンバー、合計8名でウォーミングアップ開始。
さあ、入場。ちょっとはにかんでリラックスしている様子です。
演技スタートの瞬間。
スケートって、当然のことながらサッカーと違って、この大きい会場で、たった一人だもんな。カッコいい!
力強いスケーティングで、スピード感が抜群にいい!
おお、スピンもうまくなったね!
このポーズも抜群に決まっているぞ。
他の子供たちも見たけど、もしかしてクレア、金メダル取っちゃったんじゃね!?と思っちゃいました。すみません、親バカモード全開です!(笑
本人も納得の演技に満足そうな様子でした。
さあ、結果は?
スケート会場を出てフロア階に出ると、プロのカメラマンの撮影した写真が、オーダーできるスペースがありました。お父さんも頑張って良い写真を撮ったけど、さすがに機材が弱くて対応し難かった。
特にスケートの会場って暗いから撮影難しいんですよ。だから、いくつか選んで買うことにしたのです。
でも、この写真オーダーするためのパソコン動作が難しくて、画面が消えちゃったり。わけのわからない編集画面に出ちゃったり。
アジア人のお父さんが四苦八苦をする様子を見兼ねた、よその子が使い方を教えてくれました。
やっぱり女の子ってやさしいね。
それで、なんとかオーダーしていると・・・、目の前にクレアの姿が!
あれ!?結果は、どうだったのかな?
よく見ると、目の前に大きなメダルが!
「おーお、良かったね。おめでとうー!」
すると、「よくないもん。だって、絶対にシルバーは確実だったと思ったのに。」とぶんむくれ。
「そうか、でも良い演技だったし、素晴らしかったよ。ところで、表彰式はないの?」
「あったよ。お父さんが写真探している時に終わっちゃったよ。」
「そうか。あそこの高いところに立ったから、お父さんのこと見えていたんだね。せっかく表彰台で写真を撮りたかったのに、残念だなあ・・・。あっ、あっちに表彰台と似たようなパネルあるから、撮ろう!」
ということで、ブロンズ・メダルでご機嫌斜めのクレアちゃんをパチリ!
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