クレアのフィギュアスケート大会

2016年5月21日土曜日

t f B! P L
クレアのフィギュアスケート大会に行って来ました。

名称は、
BC/YK SECTION SUPER SERIES:VICTORIA DAY COMPETITION
http://www.skatinginbc.com/competitions/super-series/2016-super-series-victoria-day

大河のサッカーと違って、クレアの大会は、シーズンに1、2度しかない大勝負です。
ママが仕事だっため、お父さんが付き添いになりました。


大会前、やや緊張した趣なクレアに、「緊張しているか?」と、聞くと、
「していない。」とつれない答え。

「本当?」
「うん。」

お父さんとしては、用意しておいた名言を出せず仕舞い。

「緊張というのはなあ。勝てる自信があるから、緊張するんだよ。気にするな。強くなった証拠だよ。」
って、カッコよく言いたかったんだけど。

それでも、どうしても語りたかった僕は、

「クレア、いつもと違うスケートリンクだ。でも、気にするな。ホームだと思え。ここを自分の裏庭ぐらいに考えればいい。決して、余所行きな気分になるな。」

一応は、うなずいてくれるものの、その様子はあきらかに迷惑そう。お父さん、うざい!?


いよいよ会場入りの時。バンクーバー周辺の各エリアから集まって来た精鋭キッズたちが、スケートのバッグをゴロゴロ引いています。なんか、みんなうまそうだな。

そこで、僕はさらにアドバイスをしました。

「クレア、気合入れろ。負けんじゃない!絶対勝つぞ。」

すると、

「だって、他人と争うんじゃないもん。自分でやるだけだから。」

「そうか、それは素晴らしい考えた。そうだ、集中して行こう!」

と、お父さんすぐにアドバイス起動修正(笑)。


我がウィスラーのクラブからは3人の選手が出場です。
大会前に念入りのウォーミングアップ。



日本と違ってカナダのフィギュアスケート代金は安いよ

だけど、2:45に集合して、大会は5:10スタートと待ち時間が長い長い。
クレアは着替えたり、お化粧したり、入念なストレッチングやウォーミングアップとやることはあるのだけど、お父さんは手持ち無沙汰に。

そこで、前から気になっていた「もし、日本でフィギュアスケートしたら、いくら掛かるのか?」ということを、ネットで調べることにしました。

スケートのレッスン代金は、ウィスラーだとシーズンで$3500ほどです。高いなあ、と思っていたのだけど、日本だともっと高そうに思ったので。

すると、そこには驚くような値段が!数百万の数字!!

コンペティションのようなレベルになると、レッスン代もメチャクチャ高いし、コーチの遠征代も選手側で払うんだとか。
おまけに、あの演技中に掛かる音楽代が、なんと5万円も!ウッソ!!

そう言えば、クレアのCDを作る時も、「なんでそのへんで買ってこれそうな音楽で70ドルとか掛かるんだ!」と文句言ったけど、そんなレベルではなかったのです。

しかも、今回クレアのコーチが来てくれたお金だって、クラブ側が出してくれたのだろうし。
クレアのコーチにしたって、現役時代は確かもう少しで五輪に行けるような選手で、これまでにも熱しにアドバイスし続けてくれた優秀なコーチだし。

日本にいたら、こんな大会レベルのようなフィギュアスケートは、とてもじゃないけどお金持ちでないとできないんだな、と思いました。


いよいよ出場!

さあ、こうしてネットしてコーヒーとかいただいている間に、いよいよ出番が近づいて来ました。

間もなく演技することを思い浮かべているのかな、他の選手をチェックするクレア。


まずは、クレアの盟友ナターリアちゃんが最初に出場しました。

終わった後に、ハグ。良く頑張ったね!



クレア、いよいよ出番ですよ。気合入れて行きましょう!



この組に出場するメンバー、合計8名でウォーミングアップ開始。



さあ、入場。ちょっとはにかんでリラックスしている様子です。



演技スタートの瞬間。
スケートって、当然のことながらサッカーと違って、この大きい会場で、たった一人だもんな。カッコいい!



力強いスケーティングで、スピード感が抜群にいい!



おお、スピンもうまくなったね!




このポーズも抜群に決まっているぞ。



他の子供たちも見たけど、もしかしてクレア、金メダル取っちゃったんじゃね!?と思っちゃいました。すみません、親バカモード全開です!(笑

本人も納得の演技に満足そうな様子でした。





さあ、結果は?

スケート会場を出てフロア階に出ると、プロのカメラマンの撮影した写真が、オーダーできるスペースがありました。

お父さんも頑張って良い写真を撮ったけど、さすがに機材が弱くて対応し難かった。
特にスケートの会場って暗いから撮影難しいんですよ。だから、いくつか選んで買うことにしたのです。

でも、この写真オーダーするためのパソコン動作が難しくて、画面が消えちゃったり。わけのわからない編集画面に出ちゃったり。
アジア人のお父さんが四苦八苦をする様子を見兼ねた、よその子が使い方を教えてくれました。
やっぱり女の子ってやさしいね。

それで、なんとかオーダーしていると・・・、目の前にクレアの姿が!

あれ!?結果は、どうだったのかな?

よく見ると、目の前に大きなメダルが!

「おーお、良かったね。おめでとうー!」

すると、「よくないもん。だって、絶対にシルバーは確実だったと思ったのに。」とぶんむくれ。

「そうか、でも良い演技だったし、素晴らしかったよ。ところで、表彰式はないの?」
「あったよ。お父さんが写真探している時に終わっちゃったよ。」
「そうか。あそこの高いところに立ったから、お父さんのこと見えていたんだね。せっかく表彰台で写真を撮りたかったのに、残念だなあ・・・。あっ、あっちに表彰台と似たようなパネルあるから、撮ろう!」



ということで、ブロンズ・メダルでご機嫌斜めのクレアちゃんをパチリ!








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自己紹介

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1990年にワーホリで来て、その後、カナダで結婚。二人の子供がいます。 現在は、冬の間はウィスラーでスノーボードのインストラクターをしていて、また年間を通してスノーボード・ブログhttps://dmksnowboard.com/を運営、またスノーボード関連ブランドの 日本代理店フィールドゲートで働いています。 会社は東京にありますが、日々オンラインで海外ブランドとのやりとり、PR事業などを行っています。 時間がある時に、こちらのブログをアップし、これからカナダに来られる人に向けて現地からためになる最新情報を配信していきます。

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