日本とカナダの学校授業が違い過ぎる!

2015年3月22日日曜日

t f B! P L
子供たちは春休みになりました。
日本だと春休みの後には新学年がスタートするけど、こちらは夏休みの後、新しい学年が始まります。

それで、大河が家庭科で使ったというこんなパンツを持って帰って来ました。



パジャマに使えると喜んでいるのだけど、こんなもの作っちゃうなんて、おもしろいね。


そう言えば、昨日、クラスミーティングというのがあって、英語の先生と話し合いに行きました。
過去の経験から、こういう時には、「お宅のお子さんどうやったら勉強ができるようになるか」的な話なのかな、って思ったのですが、いやいやどうして。「大河くんは、勉強に打ち込む姿勢も熱心で優秀ですよ。」という嬉しいコメントをいただきました。

確かに、大河の前期の成績は、過去にないほど優秀な成績でした。
これまでだったら、Cマイナス、つまり日本で言う五段階の1や2だけ、という感じだったのですが、今回はAとBしかないのです。
つまり大河の通信簿は4と5しかないという感じだから、ぶったまげますね。これまで大河の父を13年間やって来ましたが、過去、このような経験がないので、戸惑います(笑)。
妹のクレアは、いつも優秀なので何も言わなくても良い成績なんですが。


大河は日本で言う中学一年生、これから2年生という年代なのですが、こちらではグレード8と言って、ハイスクールに行く年齢になります。
ハイスクールの場合は、日本の大学のように、自分で取りたい授業を受けに行くので、クラスというものがないような感じ。担任の先生もいないのだと思います。それで、5教科だけ習うのですが、これからの大河の後期の授業の内容を聞くと、「PE(体育)」「ヘルス(保健)」「サイエンス(科学)」「英語」、それともう1つは確か、食べ物の栄養とかの教科とか言っていたような。

「本当、それだけか?」
と聞いたら、「それだけ」と答えます。

おかしいなあ?

確か前期は、フランス語と数学があったのですが。

それで、近所にいる日本人の母親、大河の1つ上の学年の子供を持つ方に聞いてみました。

すると、「そうなの!」という答え。
しかも、「最初の後期で数学を取らないで、次の学年の前期で数学を取らないと、なんと1年間も数学を習わないのよ。」
僕は、思わず「えー!」と叫んでしまいました。
カナダでは、中学生の子供に一年間、数学の授業を受けさせないこともあるのです!

日本なら五教科の上にさらに美術、技術、家庭科、体育、音楽など習うのに、こっちはたった5つだけの教科しかないし。
どうりで子供たちは、宿題とか試験勉強もしないで遊び放題なわけだ!(笑



日本で小学6年生と、中学も1学期まで過ごした大河なら、きっとこのカナダの授業内容は手ぬるいに違いありません。
だから、カナダに帰って来て、勉強ができる子供なのです。

日本がやり過ぎなのか?
カナダがやらな過ぎなのか?

ともかく、カナダでも学校を卒業すれば、それなりの社会人になり、そこで様々な仕事のことなど覚えていくのだから。極端な話、学校の授業は必ずしも役に立つものでもないし。

大切なのは、人間教育、道徳とかなあ、って改めて考えました。





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自己紹介

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1990年にワーホリで来て、その後、カナダで結婚。二人の子供がいます。 現在は、冬の間はウィスラーでスノーボードのインストラクターをしていて、また年間を通してスノーボード・ブログhttps://dmksnowboard.com/を運営、またスノーボード関連ブランドの 日本代理店フィールドゲートで働いています。 会社は東京にありますが、日々オンラインで海外ブランドとのやりとり、PR事業などを行っています。 時間がある時に、こちらのブログをアップし、これからカナダに来られる人に向けて現地からためになる最新情報を配信していきます。

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