子供が日本語ペラペラにならないワケ

2015年7月5日日曜日

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友人のフェイスブックでの投稿を見て、「なるほどウチの子供が日本語ペラペラにならないワケは、これだな!」と思いました。
そして、自分の英語のスピーキング力が上がらない理由も、ここにあるな、と思いました。



このロレッタさんが言うには、言葉を書く、聞く、読むとあるけど、スピーキング(話す)が最も難しいというんですね。

考えてみたらそうなんですよ。
特にカナダに長く住んでいれば、「聞く」というのは自然と身についていくもの。
時々、イントラしていてもこの人、何を言ったんだ?と思ってしまうこともあるけど、基本的に言わんとしていることはほぼわかります。
あと、自分が英語力が上がった実感として、テレビのドラマやニュース番組、また映画を見ていても、以前よりもずっと理解できるということです。
この例も「聞く」ということができている証拠でしょう。

「読む」というのは、もちろん完璧でないにしろあまり困らない。
特に普段の仕事の英語は知り合い同士の会話なので、簡単なものが多いです。
面倒なのは、パスポートの書類のような類のことなんだけど、幸いガバメント(政府)がリリースするようなかしこまった文章は、Google 翻訳などでずいぶんとフォローできます。まずはざっと自分で読んで、翻訳使って、さらに仕上げで自分で確認。この作業でほぼ間違いないですね。

「書く」というのも難しい。特に普段、日本語で書くということを続けているだけに、英語でうまく書けないもどかしさはあります。徐々にだけど、上達している実感はあるけど。

そして、今回テーマの話す(スピーキング)。
確かにそれが厄介という人は多いと思います。
カナダに20年以上いて、全然ペラペラ感がない。典型的な日本人おじさん英語という感じ(笑)。
よく日本人の友人からは、「フサキの英語、何を話しているかわかりやすい。」と言われます。まあ、発音が日本人っぽい英語で、使っている単語もわかりやすいものばかりだから。

自分の子供たちを見ていても、やはりスピーキングが苦手です。長男の大河は、日本語を聞くことはほぼ問題なし。でも話すことは苦手。話す言葉はたどたどしさが出てしまいます。

大河の友達、両親が日本人の方だと、日本語はペラペラなんですよ。その理由を考えると、両親とは日本語を話しているからなんです。

例えば、ウチの場合、こんな感じの会話。

お父さん(日本語)→子供
子供(英語)→お父さん
ママ(英語)←→子供(英語)
子供(兄妹)同士(英語)

結局、子供から日本語が発している機会がない、そこがペラペラにならない原因。
だから、改めて子供たちからは日本語を話すようにしていかないといけないと思いました。


大河の友達、チカくんのファミリーはこんな感じです。

お父さん&お母さん(日本語)←→子供(日本語)
子供(兄妹)同士(英語)

そう、こんなに日本語を話す機会が多い。だから日本語が普通に話せるんですよ。

チカと大河、日本語を聞く、または読み書きということにおいては、それほど差がないと思うんです。
でも、日本語を話すという部分では、圧倒的に違ってしまいます。

じゃあ、どうやったらこのスピーキングが上手になるかというと、ロレッタさんのアドバイスは、

「ただ文法や語彙だけを覚えるだけではペラペラになれない。自然な言語に没頭する必要がある。」

それでは、どうやったら自然な言葉に没頭できるか?

具体的なゴールを持つこと。
ただペラペラになりたいというこでなく、言葉を使って具体的なことをする。
例えば、料理が好きなら、料理に関する言葉とかいろいろな言い方を勉強するとか。

具体的な目標があるから、時間を無駄にしない。
自分の生活にすぐに使える言葉を学ぶことで、エキサイティングになる。

確かに。
自分もイントラとして必要な英語を具体的に勉強していこうと決めました。


もう1つのアドバイスは、4つの要素

1)話す
2)書く
3)聞く
4)読む

の中でも上2つは、能動的にアプローチしないと学べないということだ。
だから、本を読むにしても、実際に声を出して読む。すると舌の筋肉を使う。身体で覚えていけるというワケ。
聞く時には何回もリピート。つまり、入って来た言葉を話すのだ。

どう?
このロレッタさんのアドバイス素晴らしいでしょ!




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自己紹介

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1990年にワーホリで来て、その後、カナダで結婚。二人の子供がいます。 現在は、冬の間はウィスラーでスノーボードのインストラクターをしていて、また年間を通してスノーボード・ブログhttps://dmksnowboard.com/を運営、またスノーボード関連ブランドの 日本代理店フィールドゲートで働いています。 会社は東京にありますが、日々オンラインで海外ブランドとのやりとり、PR事業などを行っています。 時間がある時に、こちらのブログをアップし、これからカナダに来られる人に向けて現地からためになる最新情報を配信していきます。

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