カナダであった本当に怖い話 自分のカードから勝手にお金が抜かれていた!

2018年6月28日木曜日

t f B! P L

もしあなたのカード情報が誰かの手に渡って、いつの間にかあなたの口座から抜かれていたらどう思いますか?

正直、まさか!と思いますよね。
僕もそんなことは他人事だと思っていました。

しかし、自分に、その「まさか!」があったので、
今後、みなさんがそんなことに引っかからないために、この事件を報告します。




事の発端は、自分のカードの明細をチェックしている時のこと。

「あれ、この33ドルって何だろう?」

これまでにもちょっと思い出せない支払いがあって、そんな時には、その請求先の会社の名前を検索することで、解決することがありました。

例えば、
「動物病院からか。ああ、そう言えば、先日チャーリー(愛犬)の検診に行ったんだ。」とか。
「楽器屋だったのか。そうか、クレアのバイオリンのレンタル代金だ。」とか。

今回もそんな類のことか、と思いつつ検索すると、

自分の頭がクエッションマークで支配されそうな会社が出て来ました。

「アメリカ、カリフォルニアにある・・・、法律、書類・・・。何ここ!まったくわからない。この会社にお世話になる可能性すら想像できない。」

考えても考えてもこの会社との関連が出て来ないのです。


そこで心配なって自分が使用している日本のカード会社に電話しました。

「何かこころあたりありませんか?」→「ないです。」

というような会話をして。
すると、3日以内に担当者から返答するとのことでした。

このメールの後に、この法律書類手続き会社(?)のことを検索してみると、

「この会社からわけのわからないことで自分のカードから引かれている」
というような類の書き込みがありました。

怖~い、これはマジでまさかの展開になって来たぞ。
でも、オレの場合、もしそうだとしても1回で気付いたので、まあしょうがないか、と。
それより、こうなったらカードの再発行とか必要か。面倒なことになったと思っていました。


2日経って、カード会社から電話がありました。
お調べになったのですが、過去にもそこからお金が引かれています。
昨年8月、今年に入って2月、3月、5月です。

コンチキショー!!マジか!?
まったくもって不気味な会社だ!!!不定期的に、ちょっとした金額で。毎回33ドル抜き取っているって怪しい!!

カード会社の方は、電話でお問い合わせして返金をお願いしてみましょう、と提案。
だけど、そもそもそんな怪しい会社に自分の電話番号知られたくないです。と伝えたら、カード会社よくサイト調べてくれていて、「スクロールすると、下にコンタクトありますよね。そこをクリック。すると、お問い合わせページが出るので、そこにメールしてみましょう!と。

まあ、メールなら思って、早速送ってみました。

Hello,

You have been charging from my credit card.

2018.8.10  $33

2018.2.10  $33

2018.3.10  $33

2018.5.10  $33

I have a no idea why you were charging for
why you know my card number ???

I would like to ask you return my money.

Thanks,
Fusaki



こんにちは、

あなたは私のクレジットカードから請求しています。

2018.8.10 $ 33

2018.2.10 $ 33

2018.3.10 $ 33

2018.5.10 $ 33

なぜあなたが請求しているのか分かりません
なぜあなたは私のカード番号を知っているのですか?

私はお金を返すようにお願いしたい。

ありがとう、
フサキ




これを送ると自動的にメッセージが出て。1日ビジネス・デー以内で返信します、と出ました。



翌朝、早速メールが入っていました。

2回に分けてあり、最初のメールでは、5日以内に返金。
その8分後に来た次のメールでは、10日以内に返金と。

本当か!だけど、なぜ2回に分けて、10日間の訂正内容。
何も理由も言わない。チャージ理由も言わない。
メール出して、すぐに素直に返金対応。
怪しい!!


そもそもちゃんと返金してくれるのでしょうか?

経過報告。今後の対応の相談で、再び日本のカード会社へ電話しました。

まずは、きちんと入金あるかどうか、待ちましょう、と。
また、こういう報告は他にもあったということでした。そう、僕のように被害に合われた方がいるのです。

今後の対応策としては、

1)明細を確認
2)カードを自分の見ていないところで渡さないこと
3)暗証番号を使った形での支払い

でも、以上のようなことを気を付けていても、完全に防げるわけではありません。
レストランでは、カードを渡してしまうことが多いし。
(※そうか!だから最近、目の前でカードのやりとりを増やすケースが増えたんだ。)
ネット上での支払いでは、4桁数字を提示しないものだし。

ともかく、明細を小まめに確認して防ぐしかないです。

カード会社には、すぐに新しいカードを発行してもらうことになりました。
あれ、待てよ。「だけどカード再発行してその怪しい会社からの返金は?」と聞くと、
そこは「問題ありません。」とのこと。

また、今日の電話で、過去の支払いは、4回でなく5回であったこともわかりました。先月の分もあったので。
カード会社は一年分しか遡って調べていないので、それ以前にももしかしたら、勝手に抜けれていたのかもしれません。

それでさっき、またその怪しい会社に先ほどメールして、

「昨日、4回の請求メールしたけど、先月分もありました。あと、過去に私からチャージした代金あったら、すべて返金してほしい!」と連絡。

この件でもちゃんと来るのかなあ・・・。


ともかく、今、これを読んでいるみなさん、くれぐれもこんなことにならないように気を付けてくださいね。

明細書は小まめにチェック。
カードは極力、自分で見ているところで処理。
これから海外に行く方は気を付けましょう!




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自己紹介

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1990年にワーホリで来て、その後、カナダで結婚。二人の子供がいます。 現在は、冬の間はウィスラーでスノーボードのインストラクターをしていて、また年間を通してスノーボード・ブログhttps://dmksnowboard.com/を運営、またスノーボード関連ブランドの 日本代理店フィールドゲートで働いています。 会社は東京にありますが、日々オンラインで海外ブランドとのやりとり、PR事業などを行っています。 時間がある時に、こちらのブログをアップし、これからカナダに来られる人に向けて現地からためになる最新情報を配信していきます。

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