あれから1年

2015年8月5日水曜日

t f B! P L

あれから、ちょうど1年が経とうとしている。
いったい何だったのだろう。日本での生活は。
今でも、ふっと振り返る時があります。

大河が突然、悲しくなって。
僕は戸惑いました。
「カナダに帰りたい」って。

お前のためにどれだけいろいろやってセッティングしたんだか。
周りの方がどれだけ気を使って、やってくれたんだったか。

だけど、大河の思いを尊重して、カナダに帰すことになりました。
自分は、まだ日本での仕事が残っていたので、11月までいることになりました。


カナダに帰って、僕が心がけたのは、大河の自由やFUNです。
だから、ウィスラーという田舎のサッカー・チームに戻っても気にしませんでした。
子供たちは集まらず、一つ上の年代のチーム。
でも、そこで大河はコーチやチームメイトから自由にプレーさせてもらって、生き生きとした姿を取り戻しました。
日本でもそれなりに元気にやっていたけど、カナダに戻って一層元気にプレーして大きな声を出してチームを鼓舞していました。

勉強の方でも日本での頑張りが効きました。
日本に行く前は、クラスでも下の方。
今は、クラスでトップの方に。

サッカーの方では、先日、北米プロ・リーグのホワイトキャップスのキャンプに行った時、スカウトからも声が掛かりました。
今後は、バンクーバーのトップレベルのチームでプレーができそうです。
また、プロになりたいという夢に一歩近づきました。


僕も僕なりに、日本でのこと考えています。
代理店での仕事の大変さ、スタッフを含め日々どんなに頑張っているか、ということも改めて考えました。

自分がやっているスノーボードのメディアの仕事が、もっとユーザー目線で見れるようになったとも思います。
難しいと思ったこともあるし、ちょっと勘違いしていたこともある。
やはり、日本で生活していたからわかることでした。

僕と大河が日本で過ごした時間は素晴らしかった時間です。
でも、僕たちは今、カナダでもっと幸せに感じているのも確かです。
お袋と離れたことだけがちょっと寂しいので、子供たちにはマメに手紙を書かせたり、絵を描かせたりして、写真と共に送っています。



今日も大好きな友達といっしょにサッカーをしました。
誰からも指図を受けずに、自分たちで自由に楽しめる時間。
チームに行けば、いろいろ指導されてそれはそれで良いことだけど、自由な時間、FUNな時間が子供を成長させると思います。


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自己紹介

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1990年にワーホリで来て、その後、カナダで結婚。二人の子供がいます。 現在は、冬の間はウィスラーでスノーボードのインストラクターをしていて、また年間を通してスノーボード・ブログhttps://dmksnowboard.com/を運営、またスノーボード関連ブランドの 日本代理店フィールドゲートで働いています。 会社は東京にありますが、日々オンラインで海外ブランドとのやりとり、PR事業などを行っています。 時間がある時に、こちらのブログをアップし、これからカナダに来られる人に向けて現地からためになる最新情報を配信していきます。

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