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あれから、ちょうど1年が経とうとしている。
いったい何だったのだろう。日本での生活は。
今でも、ふっと振り返る時があります。
大河が突然、悲しくなって。
僕は戸惑いました。
「カナダに帰りたい」って。
お前のためにどれだけいろいろやってセッティングしたんだか。
周りの方がどれだけ気を使って、やってくれたんだったか。
だけど、大河の思いを尊重して、カナダに帰すことになりました。
自分は、まだ日本での仕事が残っていたので、11月までいることになりました。
カナダに帰って、僕が心がけたのは、大河の自由やFUNです。
だから、ウィスラーという田舎のサッカー・チームに戻っても気にしませんでした。
子供たちは集まらず、一つ上の年代のチーム。
でも、そこで大河はコーチやチームメイトから自由にプレーさせてもらって、生き生きとした姿を取り戻しました。
日本でもそれなりに元気にやっていたけど、カナダに戻って一層元気にプレーして大きな声を出してチームを鼓舞していました。
勉強の方でも日本での頑張りが効きました。
日本に行く前は、クラスでも下の方。
今は、クラスでトップの方に。
サッカーの方では、先日、北米プロ・リーグのホワイトキャップスのキャンプに行った時、スカウトからも声が掛かりました。
今後は、バンクーバーのトップレベルのチームでプレーができそうです。
また、プロになりたいという夢に一歩近づきました。
僕も僕なりに、日本でのこと考えています。
代理店での仕事の大変さ、スタッフを含め日々どんなに頑張っているか、ということも改めて考えました。
自分がやっているスノーボードのメディアの仕事が、もっとユーザー目線で見れるようになったとも思います。
難しいと思ったこともあるし、ちょっと勘違いしていたこともある。
やはり、日本で生活していたからわかることでした。
僕と大河が日本で過ごした時間は素晴らしかった時間です。
でも、僕たちは今、カナダでもっと幸せに感じているのも確かです。
お袋と離れたことだけがちょっと寂しいので、子供たちにはマメに手紙を書かせたり、絵を描かせたりして、写真と共に送っています。
今日も大好きな友達といっしょにサッカーをしました。
誰からも指図を受けずに、自分たちで自由に楽しめる時間。
チームに行けば、いろいろ指導されてそれはそれで良いことだけど、自由な時間、FUNな時間が子供を成長させると思います。
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