はじめての香港旅行 知っておきたい8つのこと

2019年7月2日火曜日

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はじめての香港旅行に行って来ました。

カナダ・バンクーバーから日本行きの航空券を購入する際に、直行便を探していたのですが、夏場に入り値段が高く諦めました。そんな時、香港に行くことで、1000ドルも近くも安くなるチケットがあったのです。
大雑把に言ってしまえば、直行便なら2000ドル。香港に行くことで、価格が1100ドルほどになりました。
いっしょに日本へ旅行に行く娘と相談したら、「ぜひ香港に行ってみたい!」ということに。そこで、はじめて香港に行くことになりました。




香港のタクシー事情

羽田から夜中に旅経つ便だったので、香港へ到着したのは朝早く5時頃。
当初は、空港からホテルへは電車(MTR)で行く予定だったけど、その時間にはまだ走っておらず、タクシーでホテルまで向かうことになりました。

念のため、乗るところでカードを使えるか確認してみたら、使えないとのこと。フゥー、確認しておいてよかったです。バンクーバーでタクシーに乗る時にはカードを使えるのがあたり前だったので、大丈夫と思っていたけど。

いったん空港の両替場に戻って、持っていたアメリカドル$230を香港ドルに換えました。

230USドル:1680香港ドル(交換レート7.30)

タクシーに乗る前には、空港で乗り場を案内してくれたお兄さんに目的地を告げます。
すると、その時におよそいくら費用が掛かるのか教えてくれる用紙をくれます。
自分の場合、九龍の方で270ドルとのことでした。



英語も話せずともかくスピード狂のタクシー運転手には、ちょっと驚いたけど、無事ホテルの近くに到着したようです。そこで、掛かった費用270香港ドルを支払って、さらに20ドルほどのチップを払ったけど、怪訝な顔をされました。カナダでは通常、15パーセントから20パーセントのチップを払うけど、香港ではそんなにチップ文化がないということで、まあ、これくらいか?ってちょっと渡したつもりなんだけど。
でも、タクシードライバーは本当にチップってなんだ!?って顔でした。

でも、到着したところが、若干ホテルよりもズレていて、自分たちのホテルの前ではありませんでした。タクシードライバーは、このチップでちゃんとホテル前まで行かないといけないのか、と思ったらしく、どこかに電話して確認します。でも、朝早くて誰も出ない。そこで徐行してうろうろしていると、目的のホテルが見つかりました。
一応、チップの効果はこういうところでありました。
はじめて来た香港で、ホテルの前でなくブラブラ歩いて探していたら、僕たちも疲れただろうし、ちょっと助かりました。



香港ドルの不思議な感覚

これまでにもヨーロッパなどいくつかの国を旅したことがありますが、どうも香港ドルの感覚というのが馴染みません。

例えば、カナダなら1ドルと聞けば、まあ100円かと思えばいいし、
ヨーロッパへ行って1ユーロを使えば、120円くらの感覚なので、10ユーロの場合には即座に1200円と考えることができます。
しかし、香港のマクドナルドに行って、25ドルのセット広告を見ると・・・。一瞬、「えっ、そんなに高いの!」と思ってしまいます。
だけど、今回交換したレートで計算すれば、

250÷7.3=3.42USドル
となります。



3ドル40セントなら、まあ、普通に安いじゃんって気持ちになるのだけど。
その気持ちになるまでケータイで計算する必要があり、ちょっと時間が掛かるのです。
だから、香港ドルというのは、この短い旅行でなかなか馴染めない不思議な感覚でした。



香港のチップ感覚

カナダに住んでいると、レストランやタクシー、ヘアーカットなど、何かサービスを受けた時に、必ずチップを払います。チップを払わない日本人にとってはちょっと難しい感覚かもしれませんが。

ヨーロッパへ旅行に行った時もそうだったけど、他の国のチップ感覚というのもどうもつかめません。日本のようにチップなしなら「なし!」にしてもらった方が、よっぽど簡単なのですが。

香港のレストランでは、カナダのレストランのように、一人のウエイトレスでサービス担当するわけではありません。日本のように、どのウエイトレスにもオーダーやお水のおかわりなど、頼めるようになっています。
だから、サービス担当者がいるわけではないので、チップを払うような雰囲気もありません。

そして、レシートを見るとしっかりとサービス料10%が引かれているのです。
だから、あまりチップを払わなくてもいいような印象を受けましたが、カードで支払う時に、TIP(チップ欄)があるのです。
これは迷いますね。

結局、わけもわからず気持ちだけ、10ドルとか置いておくようにしました。




最初に入ったランチのところでは、わからないので「チップをお支払いすることできますか?」と聞いたら、そのウエイトレスさん相当、対応に戸惑った印象でした。
あたふたした感じだったけど、「ともかく、これ置いておきますね。」とチップを払ってレストランを出ました。

こんなやりとりからでもわかるように、香港ではチップを払わないのでもいいだろうな!?というような感じです。
もし、気になるなら気持ち、お支払いになるのがいいのかな、と思います。

ちなみに1997年イギリスから中国の返還されたわけですが、そのイギリスも北米のようにチップ文化が浸透しているわけではないので、チップというのはほんの気持ち程度でいいのかな、と思います。お釣りのコインを置いていくのもいいかもしれませんね。

あともう一つ付け加えておくと、香港のレストランやホテルのサービスや、日本やカナダのように、対応が良い感じでなく、むっつり顔という印象。当然、あまりサービスがよくない場合にはチップの支払いはいらないだろう、とも思います。






ホテルの選び方

一泊二日の香港の旅で、考えたのはホテルの場所です。

まず最初に思い浮かんだのは、香港の鉄道システム、MTRの路線図。



空港から直接行きやすいのは、九龍(クーロン)です。
おそらく、九龍でも良かったと思うのですが、香港の観光エリアや買い物スポットなど考えると、
どうもその先の荃湾線(せんわんせん)の方まで行かないといけないかな、と思いました。

そこでその周辺のホテルで100ドルほどで泊まれるホテルを探していると、尖沙咀駅近くのHarbour Bay Hotel(ハーバーベイホテル)を発見!

この尖沙咀駅は、西鉄線の尖東駅と接続していて、動くのに何かと便利そうです。



実際に泊まってみると、部屋は狭いけどきれいだったし便利な場所でなかなか快適でした。ただ、残念だったのは、チェックインがとても早い時間帯だったので、入ったとたんに誰もいなかったことです。「あれ?」と思っていると、ドアが開いて眠そうなクラークが出て来て対応してくれました。チェックインは午後2時だったので、とりあえず荷物を預けたのです。



とりあえず時間をつぶせるようなホテルロビーでないので、朝早い香港の街をぶらぶらしていると、ちょっとくつろげそうな喫茶店のような場所もありません。そんな時、ホリデーインホテルの看板を発見!
小雨も降っていて、とりあえず疲れた身体を休めたかったので、入ってみました。
すると、ホリデーインのクラークの方は、泊まっていないにも関わらず、ロビーの一角を空けてくれて、「良かったらここで休んでください。」と案内してくれました。

今度、香港に来た時には、多少値段が高くても、ホリデーインのようなもうちょっと大きなホテルに泊まりたいな、と思いました。

ホテルの選び方ポイント
1)空港から便利な場所は九龍
2)尖沙咀・尖東の方まで行くと、もっと安いホテルが見つかる。ショッピングなど観光にも便利。
3)香港のホテルは、欧米諸国よりも安いので、ちょっと贅沢な気持ちでグレードアップしたホテルの方が快適!





香港のコンセントと電圧

香港のコンセントや電圧は日本と異なります。
まずは日本のAタイプのプラグから、BFタイプに変換できるものが必要になります。



自分は以前、イギリスに行った時に購入したのですが、おそらく日本でも100円ショップなどで購入できるものだと思うので、事前に購入しておくといいでしょう。

買っておけば、香港に到着した空港などですぐに使えます。

電圧に関しては、日本は100V、香港は220Vです。
そこで、多くの方は「変圧器が必要では?」と考えるのですが、実際のところ毎日使っているパソコン、スマートフォンなどは、240Vまで対応しています。
気になる方は、ぜひチェックしてみてください。

すると、残りの電化製品となると、ドライヤーくらいでしょうか?

だけど、ドライヤーにしてもホテルに付いているものです。
だから、特別に自分の電化製品を使いたい方で、100Vしか対応していない場合のみ変圧器が必要ということになります。



香港のコンビニと言えばセブンイレブン

香港で24時間営業しているお店と言えば、セブンイレブンです。
他のコンビニのチェーン店舗は見つけることができませんでした。

水やお酒(ビール、ワイン)を買ったり、インスタントラーメンや果物など買えるので便利ですね。

だけど、日本のコンビニのようなサイズ感はなく、だいたいどこも小さめです。



そして、残念ながら日本のようなホットコーヒーを飲めるようなところがありませんでした。
自分のコンビニの利用の仕方としては、100円で飲めるホットコーヒーがあるので、その点はちょっぴり残念。

それにしても驚くほど日本のものが売っているのです。
ジュース類からお菓子類、さらには化粧品や歯磨き粉のような類まで。
香港の方って、どうやら日本の商品が好きなようです。




香港のショッピングはお昼から本番!

時差ぼけの僕たちにとっては、朝早く起きるのは簡単!
だけど、午後は急速に、パワーダウンです。
だから、朝からショッピングとか楽しみたいのですが、残念ながら香港のお店が開くのは遅いのです。

朝9時からダラダラと開いていきます。
デパートも10時くらいには開きますが、不思議なほど開いているお店は一部だけ。
午前11時になっても閉まっているお店が多くて驚きました。
日本でも、世界どこでもデパートの店はだいたいどこも同時にオープンするのが普通だけど。



基本的にこちらの方は夜型なのかもしれません。
昼間よりも夜の香港の方は、香港の観光都市としての持ち味が発揮されているような印象を持ちました。

じゃあ、香港に来て朝は何をしていればいいのだろう?
公園の散歩などそうったことに時間を使った方がいいかもしれませんね。
そして、ランチの後から、ショッピングを楽しみましょう。



雨がスコールように降るけど一時だけ

亜熱帯性気候の香港は、春から夏の時期は季節風と熱帯低気圧の影響で高温多湿、雨の日も多い時期になります。だけど、一日中降ることはなく、さっと降ってすぐに止むことが多いです。
今回僕たちのトリップ中でもほぼ毎日雨が降ったけど、同時に晴れ間も毎日でした。




だから、雨が降っていてもあまり悲観せず、ちょっとどっかのお店で雨宿りしていれば、時期に止むでしょう。

また、街の中にはいたるところで傘が買える場所があるし、なんと傘の自動販売機までありました!



だけど、この時期の香港は、日本以上に蒸し暑くて、冷房が効いたデパートから出ると、メガネが曇っちゃうほど。そのへんは覚悟して旅行に行くといいでしょう。



オススメの朝食 ERIC KAYSER PARIS

ここまで今回、僕たちが初めて香港に旅をして知っておけば良かったなあ、と思う8つのことを紹介して来ましたが、最後に今回のトリップで見つけたオススメの朝食スポットを紹介します。



香港というと飲茶のイメージがあって、自分もローカルっぽいところに入ってみたいという気持ちがあったのですが。いっしょに行った娘が、どうもそういうところを好まなかったようで。
そこで、たまたま見つけたこのERIC KAYSER PARIS
厳選した素材を使い、天然酵母を用いたフランスの伝統的な製法で、毎日おいしいパンを焼いています。そしてオーダーして出す時には、その場で温めてくれます。




場所は、自分たちが泊まったハーバーベイホテルを出て、右手の斜め前。まさに目と鼻の先の場所(8 Minden Ave, Tsim Sha Tsui, 香港)。
香港に来て、ちょっと中華に飽きたなあ、洋食のような軽い食事を食べたいなあ、という時にオススメです!






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自己紹介

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1990年にワーホリで来て、その後、カナダで結婚。二人の子供がいます。 現在は、冬の間はウィスラーでスノーボードのインストラクターをしていて、また年間を通してスノーボード・ブログhttps://dmksnowboard.com/を運営、またスノーボード関連ブランドの 日本代理店フィールドゲートで働いています。 会社は東京にありますが、日々オンラインで海外ブランドとのやりとり、PR事業などを行っています。 時間がある時に、こちらのブログをアップし、これからカナダに来られる人に向けて現地からためになる最新情報を配信していきます。

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