日本では手頃の値段で買えたものなのに、カナダでは驚くような高さなので、我慢して「買わない」という人がいます。
たしかに、様々な食材が高いと思います。
その代表的なものが、納豆ではないでしょうか。
僕は納豆が好きなので、よくいただくのですが、周りの日本人からは「高いので我慢している」という声をよく聞かれます。
だけど、本当に高いのでしょうか?
個人的には3パック入り、2ドルから2ドル50セントあたりで買っていますが、実際に購入される方は、3ドルという価格で買うケースが多いかな、と思います。
日本だと、だいたい1パック100円ぐらいですよね?
おそらく、安売りだったらもっと安く買えたりすると思うのですが、仮に3ドル(カナダ)と100円(日本)で計算してみましょう。
本日のカナダドルのレートは、1カナダ・ドル、80.58円。
近年90円近いレートだったのですが、ずいぶんと円高になりましたね。
とりあえず、80円で計算してみましょうか。
3ドルの納豆は、240円です。
1個単価になると、80円ですね。
さすがに365日は食べないけど、仮に1年間で300日いただくとしましょう。
すると、一年間の納豆代はカナダでは24,000円です。
対して、日本は3パック入り納豆が、100円割ることの3個で33.33円(1パック)。
それを300日いただくと、9,999円。まあ1万円です。
ということは、カナダでほぼ毎日年間300日納豆をいただくということは、およそ1万4千円の違いになります。
もちろん、一年間でなく、6か月滞在の方は、その半分の値段。
また、年間で300個も食べずに、その半分なら、当然値段も半分になります。
僕からしたら、たかだか7,000円~14,000円のお金を削ってまで納豆を我慢しますか?
と思うのです。
もっと、節約できるところは、見つかると思います。
おいしくて、栄養が高くて、気軽に朝食にもなる重宝する納豆をいただくという習慣。それを削ってまで、カナダ生活ってどうなのかなあ??と思うのです。
もし、僕が日本に住んでいて、納豆好きの息子でカナダに行くことになったら、
「お前の餞別だ、これで納豆でも遠慮なく食べなさい」って、2万円ほどお小遣いをあげるでしょう。
納豆をほぼ毎日いただいていると驚かれることがあるのですが、同様にもう1つ驚かされるのが、毎日のお風呂です。
「えー、フサキさんって、毎日、お風呂にお湯を貯めてお風呂に入るのですか?
電気代もったいなくないですか?」と言われたことがあります。
どうなんだろう?
これも納豆同様に計算してみたら、いろいろな事実がわかって来ると思うのですが、我慢しても、大した節約にはならないように、思います。
僕の家では、ホームスティの子を受け入れたことがあるのですが、特に女性の場合、シャワーの時間がとても長かったです。
これは日本人の習慣で、シャワーというのがお風呂感覚で温まりたいような気分があるから長くなってしまうからしょうがないのかな、と思います。
でも、カナダ人って、シャワーをささっと済ませるんです。
だから、多くのカナダ人のホストファミリーは、「日本人の子は、シャワーが長い」というようなクレームを発したりします。
実際、毎日お風呂に入っている身からすると、おそらくお風呂の方が、長い時間のシャワーよりもお湯を使っていないと思うのですが。
こういうことも計算してみると、たしかな事実が見つかって、そもそも「そこ節約するところではないでしょ?」と思ったりしそう。
そこで、みなさんオススメしたい本があります。
今、僕が読んでいる『Think clearly』です。
より良い人生を歩むための思考法を教えてくれるのですが、その内容がおもしろく目からウロコ。あなたの人生にとって、もっと大切にすべきことなど、思考法をうまくクリーンナップしてくると思います。
僕の今回の納豆の価格の話のヒントにもなったので、興味ある方はぜひ下にご紹介しておきますので、買ってみてください。価格は1,800円ですが、読めば確実にすぐに元が取れると思います。
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