カナダで買える最も健康な野菜トップ10

2021年4月3日土曜日

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健康ファン必見です!
カナダで気軽に食べられる野菜で、最も健康的な野菜トップ10をまとめてみました。
参考にしたのは、質の高い研究で医師、看護師など医学的レビューを元にコンテンツを製作しているHealthlineサイトです。

『世界の中でも最も健康的な野菜』という記事から、カナダで気軽に買える野菜だけをピックアップしてみました。

カナダに住んでいる方、またこれからカナダに行こうと思っている方へ、ぜひ参考にしてみてください。


最近、野菜中心の朝食をいただくようになりました。

以前は、ご飯に納豆、キムチ、味噌汁という感じだったのですが、その後のコーヒーというのが、どうも合わない。
朝はコーヒーを淹れる香りを楽しみながら、カフェインのパワーでシャキっと元気にスタートしたいのです。
目玉焼きのような炒め物の料理やパン食の方が、コーヒーと合うように思いました。

あと、もう1つ朝いただく食べ物で好きなものがトマトなんです。

以前、イギリスに旅行に行った時、朝から温かいトマトを食べてみて、それが気に入りました。
トマトと言うと、生で食べるというイメージが強いかもしれませんが、僕は温めたり、炒めたりする方が、好きなんです。ちなみにその方が栄養価が高まるということも聞いたことがあります。朝に炒めたトマトをいただくと、お腹にもやさしい感じがします。


まず、最初に朝に口にするのは、オレンジジュースですが、次にトマトという感じになっています。

で、面倒だから、目玉焼きを作る時にいっしょにトマトも入れて、ついでに様々な野菜を入れるようになり、気づいたら野菜中心のモーニングメニューになって来ました。

そんな中、そもそも「健康的な野菜って何だろう?」と調べたのです。
そして、カナダでも気軽に買える野菜というテーマで、Healthlineサイトから自分なりにまとめてみました。

ぜひ、参考にしてみてください。


1位 ホウレンソウ

さすがポパイが好きなだけありますね。
ホウレンソウは、豊富な栄養素のおかげで、最も健康的な野菜の1つとしてチャートのトップに立っています。



生のホウレンソウ1カップ(30グラム)は、毎日のビタミンAの必要量の56%に加えて、毎日のビタミンKの必要量を提供してくれます。

ホウレンソウはまた、慢性疾患のリスクを減らすのに役立つ抗酸化物質をたくさん持っています。

ある研究によると、ホウレンソウのような濃い緑色の葉野菜は、ガンのリスクの低下に関連している2種類の抗酸化物質であるベータカロチンとルテインが豊富であることがわかりました。

さらに、2015年の研究では、ホウレンソウの摂取は血圧を下げる可能性があるため、心臓の健康に有益である可能性があることがわかりました。 

高血圧などの危険因子を減らす可能性があり、慢性疾患のリスクを減らす抗酸化物質も豊富です。



カナダでは、普通にそのままの丸ごとのホウレンソウと、あと気軽にサラダのようにいただけるパッケージしたものがあります。
そのままのホウレンソウの方が安いのですが、生でいただくにはアクが強いので、オススメできません。炒めるか茹でるか、という調理方法が良いでしょう。
パッケージ詰めのホウレンソウは、元々サラダ用して販売しているのでそのまま食べてもOKです。


2位 ニンジン

ニンジンにはビタミンAが含まれており、たった1カップ(128グラム)で1日の推奨値の428%を提供するという優れた栄養価の高い野菜です。



ニンジンの鮮やかなオレンジ色は、癌の予防に役立つ抗酸化物質であるベータカロチンを含んでいる証明。

実際、ある研究では、1週間にニンジンを1食分摂取するごとに、参加者の前立腺がんのリスクが5%減少したことがあきらかになったということです。

別の研究では、ニンジンを食べることで喫煙者の肺がんのリスクも低下する可能性があることが示されました。 ニンジンを少なくとも週に1回食べた人と比較して、ニンジンを食べなかった喫煙者は、肺がんを発症するリスクが3倍も高かった。
僕は喫煙者ではないけど、タバコを吸う人はぜひとも食べておきたい野菜ですね。

さらに、ニンジンはビタミンC、ビタミンK、カリウムも豊富です。

カナダでは、日本のものよりももっと細いです。日本のように太いニンジンがほしい人は、 アジア系のT&Tスーパーマーケットに行けば買えます。



また、サラダ用の小さな種類のベイビー・キャロットもどこのスーパーでも売っています。
こちらの小さなニンジンは、ディップと言ってマヨネーズのような付け合わせでいただく人が多いです。カナダではピクニックの定番のような存在。ブロッコリーでもセロリでも、そしてこのベイビー・キャロットでも、カナダでは生でバリバリ食べられています。


3位 ブロッコリー

3位にブロッコリーって超嬉しい!
ブロッコリーは手軽な価格でいつでも買えるし、大好きなんですよ。
ほぼ365日、欠かさずいただいている野菜です。



ブロッコリーは、ガンの成長を防ぐ可能性のある化合物であるスルフォラファンを含むアブラナ科の野菜です。またブロッコリーを食べることは、酸化ストレスから保護することによって慢性疾患のリスクを減らすのに役立つそうです。

グルコシノレートとして知られる硫黄含有植物化合物、およびグルコシノレートの副産物であるスルフォラファンが豊富です。
スルフォラファンは、癌に対する保護効果があることが示されているという点で重要です。

ある動物実験では、スルフォラファンは乳がん細胞のサイズと数を減らすと同時に、マウスの腫瘍増殖を阻止することができました。ブロッコリーのパワーって凄いですね!

ブロッコリーを食べることは、他の種類の慢性疾患の予防にも役立つ可能性もあると言われています。

2010年の動物実験では、ブロッコリーの芽を摂取すると、酸化剤のレベルが大幅に低下することで、病気の原因となる酸化ストレスから心臓を保護できることがわかりました。

ブロッコリーには、病気を予防する能力に加えて、栄養素も豊富に含まれています。

生のブロッコリーのカップ(91グラム)は、毎日のビタミンKの必要量の116%、毎日のビタミンCの必要量の135%、そして十分な量の葉酸、マンガン、カリウムを提供します。 

ちなみに自分は茎の部分も好きで、固くて食べ難そうなところは、包丁を使ってちょっときれいにしてあげて、丸ごといただきます。
カナダでは、生のままで食べる人も多いのですが、僕は軽く火を通すのが好きです。
どんな野菜でもほぼ言えることですが、あまり強く炒めず、野菜ならでの新鮮な味が残るように調理しています。


4位 ニンニク

言われてみれば、たしかに栄養間違いなさそうなニンニクが4位にランクインしました。ニンニクは、薬用植物として長い間使用されてきた歴史があり、そのルーツは古代中国とエジプトにまで遡るというから驚き!古くから愛されて来たパワー食材なんですね。


研究によると、ニンニクは血中トリグリセリドレベルを下げるのに役立つ可能性があるということです。 また、血糖値を下げる可能性があり、抗がん効果がある可能性があることもわかっています。

主な活性化合物はアリシンです。アリシンは、ニンニクのさまざまな健康上の利点に大きく関与する植物性化合物。

いくつかの研究では、ニンニクが血糖値を調節するだけでなく、心臓の健康を促進することができることを示しています。
ある動物実験では、糖尿病ラットにニンニク油またはニンニクの成分である三硫化ジアリルのいずれかを与えました。両方のニンニク化合物は、血糖値の低下、さらにインスリン感受性の改善されました。

別の研究では、心臓病の有無にかかわらず、参加者にニンニクを与えました。結果は、ニンニクが両方のグループでHDLコレステロールを増加させながら、総血中コレステロール、トリグリセリド、およびLDLコレステロールを減少させることができたことを示しました。
コレストロールが気になる方にも、ぜひ!

カナダでは、丸ごとのものとスーパーによっては、すでに皮が剥いてある状態のものも売っています。剝いてあると便利なのですが、傷みやすいので、ここしばらくの間は買ってません。だけど、ニンニクは醤油に漬けて、そて自体がおいしいおかずになったり、その余った醤油が調味料にもなったりするので、使い方でどんなニンニクを買うのか、決めると良いでしょう。

ちなみにニンニクの芽が好きな人は、T&Tスーパーマーケットに行くと買えます。


5位 芽キャベツ

これまた僕の大好きな芽キャベツが5位に入りました!
カナダでは、「ブルッセルズ・スプラウツ」と呼ばれています。



ブロッコリーのように、アブラナ科の野菜のメンバーであり、同じ健康促進植物化合物を含んでいます。

芽キャベツにはケンペロールと呼ばれる抗酸化物質が含まれており、細胞への酸化的損傷を防ぎ、慢性疾患を予防する可能性があります。 それらはまた体の解毒を高めるのを助けるかもしれません。

また細胞への損傷を防ぐのに特に効果的な抗酸化物質であるケンペロールも含まれています。
ある動物実験では、ケンペロールがフリーラジカルから保護されていることがわかりました。フリーラジカルは細胞に酸化的損傷を引き起こし、慢性疾患の一因となる可能性があります。

芽キャベツの摂取は、解毒作用を高めるのにも役立ちます。

ある研究では、芽キャベツを食べると解毒を制御する特定の酵素の一部が15〜30%増加し、結腸直腸癌のリスクが低下する可能性があることが示されました。

さらに、芽キャベツは非常に栄養が豊富です。 ビタミンK、ビタミンA、ビタミンC、葉酸、マンガン、カリウムを含む多くのビタミンとミネラルを大量に提供します。ぜひとも毎日いただきたい野菜ですね!

実際に食べてみると、とてもおいしいのですが、普通のキャベツのように生ではおいしくありません。炒めたり、あとは揚げてからガーリックパウダーと塩をまぶすと、おいしくいただけますよ。

6位 ケール

ここで、野菜の王様ケールが登場!日本では青汁にも入った栄養価が高い野菜として知られています。僕も大好きで、これまた毎日食べたい野菜の1つ。もうここで書いている最中ににも食べたくなっちゃった(笑)。

ケールは、ビタミンA、C、K、および抗酸化物質が豊富です。
研究によると、ケールジュースを飲むと、HDLコレステロールを増加させながら血圧とLDLコレステロールを低下させることができます。 

他の葉物野菜と同様に、栄養素密度や抗酸化物質の含有量など、健康を促進する性質でよく知られています。

生ケールには、ビタミンB群、カリウム、カルシウム、銅が豊富に含まれています。
また、ビタミンA、C、Kの毎日の要件全体を満たすということです。

ケールは抗酸化物質が豊富に含まれているため、心臓の健康を促進するのにも役立ちます。

2008年の研究では、高コレステロール血症の32人の男性が12週間毎日150mlのケールジュースを飲みました。研究の終わりまでに、HDLコレステロールは27%増加し、LDLコレステロールは10%減少し、抗酸化活性が増加しました。凄いパワーですね!

別の研究では、ケールジュースを飲むと血圧が下がり、血中コレステロールと血糖値の両方を下げるのに役立つ可能性があることが示されました。 
なるほど、日本で青汁が人気あるというのがわかります。





カナダでは、一番最初の方で紹介したものの他に、上に紹介したようなカーボロネロという名称かな(?)など、どこのスーパーでも2、3種類ほどのケールが気軽に買えます。


7位 ショウガ

ショウガは吐き気を軽減し、炎症を軽減するそうです。さすが、古来から薬味として重宝されることはありません。我が家にも常に置いてあり、僕はラーメンや鍋物など、結構、なんにでも入れてしまいます。
お寿司にも欠かせないショウガですが、殺菌作用があり、食中毒を防ぐスーパーマンでもあります。




強力な抗炎症作用もあり、関節炎、狼瘡、痛風などの炎症関連障害の治療に役立ちます。

ある研究では、濃縮ショウガ抽出物で治療された変形性関節症の参加者は、膝の痛みの軽減と他の症状の緩和を経験しました。凄いですね。まさに自然のお薬。

また、ショウガには、糖尿病の治療にも役立つ可能性があるということです。

2015年の研究で、ショウガのサプリメントが糖尿病に及ぼす影響を調べました。 12週間後チェックしたところ、生姜は血糖値を下げるのに効果的であることがわかりました。

カナダで主に買えるショウガは、2種類あり、1つはショウガの身の部分が大きい親生姜、
さらには小さめな囲い生姜(という名称かな!?)があります。
ショウガは、身体を温めるというし、年間を通して気温が低いカナダでは、欠かせない食材です。


8位 アスパラガス

数多くの野菜の中から、一番を絶対に決めなければいけない。ということになったら、僕はおそらくアスパラガスを選ぶでしょう。それくらい大好きです!
しかし、平均して他の野菜よりも割高かな、と思うことが多いので、旬である春の安く販売している時期を狙って買います。住んでいるウィスラーは、リゾート地で比較的に野菜が高いので、バンクーバーのスーパーで買うことが多いです。



アスパラガスは特に葉酸が多く、神経管の先天性欠損症の予防に役立つ可能性があります。 研究では、アスパラガスが肝機能をサポートし、毒性のリスクを減らすことができることもわかっています。 おーお、ということは僕のように毎日晩酌をする人に良さそうですね!

ビタミンやミネラルが豊富で、どんな食事にも最適。
アスパラガスのわずか半分のカップ(90グラム)は、一日で必要な葉酸の量の3分の1を提供します。
また、セレン、ビタミンK、チアミン、リボフラビンをたっぷりと提供します。

アスパラガスなどの供給源から十分な葉酸を摂取することで、病気からの保護を提供し、妊娠中の神経管先天性欠損症を防ぐことができます。

いくつかの試験管研究はまた、アスパラガスがその代謝機能をサポートし、毒性から保護することによって肝臓に利益をもたらす可能性があることを示しています。  



9位 赤キャベツ

赤キャベツ(別名:ムラサキキャベツ)には、食物繊維、ビタミンC、アントシアニンが豊富に含まれています。血中コレステロール値を低下させ、炎症を軽減し、心臓と肝臓の損傷のリスクを低下させる可能性があるということです。 



この野菜はアブラナ科の野菜に属しており、その親戚と同じように、抗酸化物質と健康増進特性に溢れています。

生の赤キャベツ1カップ(89グラム)には、2グラムの繊維と1日のビタミンC必要量の85%が含まれています。

赤キャベツにはアントシアニンも豊富に含まれています。アントシアニンは、その独特の色と多くの健康上の利点に寄与する植物化合物のグループです。

赤キャベツは、どこのスーパーにもあるものですが、これまであまり食べたことがありませんでした。とても栄養価がある野菜とわかったので、これからはいただいていこうと思います。


10位 ヤムイモ

Healthlineサイト記事では、スイートポテトという伝え方をしていたのですが、カナダでスイートポテトというと、本当はサツマイモのことです。しかし、サツマイモは、T&Tスーパーマーケット以外では、なかなか手に入りません。調べたところ、英語圏の方は、スイートポテトは、ヤムイモという意味で使用していたので、ここではカナダでは気軽に手に入りやすいヤムイモとしてご紹介します。


ヤムイモは、切ると中が鮮やかなオレンジ。甘い味で、カナダではヤムイモのフライドポテトも人気メニューの1つ。
またこちらでは、巻き寿司にもよく使われます。
ウチの娘は、このヤムを揚げたものとアボガドを混ぜたお寿司が好きなので、時々作ってあがます。



ヤムイモは、ベータカロチンが豊富で、ある種の癌のリスクを減らす可能性があります。 血中コレステロールと血糖値を下げるのにも役立ちます。

1つの中型ヤマイモには、4グラムの繊維、2グラムのタンパク質、および十分な量のビタミンC、ビタミンB6、カリウム、マンガンが含まれています。
また、ビタミンAも豊富!人が接種するべき毎日のビタミンAの必要量の438%を満たします。

ベータカロチンは、肺がんや乳がんを含む特定の種類のがんのリスクの大幅な低下に役立っています。


トマトまかさのランキング圏外・・・

残念ながら、僕の大好きなトマトは、順位に入っておらず…。
「トマトが赤くなると、医者が青くなる」というほど、健康的な野菜なはずなのですが、残念な結果です。サイトによっては、トマトは高い栄養で評価が高い情報も見受けられます。
ということで、これからも朝トマトは、継続していくつもりです。
特にトマトに含まれるリコピンは、油と一緒に摂ると吸収率アップします。
まさに朝、僕がいただくトマトのオリーブオイル炒めに最適なんです。




注釈:
記事ソース元になっているHealthlineサイトでは、グリーンピース、スイスチャード(フダンソウ)、カラードグリーン、コールラビもランキングに入っています。
グリーンピースは、カナダでは冷凍モノ以外は入り難くく、またその他3種類の野菜もちょっと手に入り難いかな、と思い外しました。


●参考サイト
The 14 Healthiest Vegetables on Earth
https://www.healthline.com/nutrition/14-healthiest-vegetables-on-earth







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自己紹介

自分の写真
1990年にワーホリで来て、その後、カナダで結婚。二人の子供がいます。 現在は、冬の間はウィスラーでスノーボードのインストラクターをしていて、また年間を通してスノーボード・ブログhttps://dmksnowboard.com/を運営、またスノーボード関連ブランドの 日本代理店フィールドゲートで働いています。 会社は東京にありますが、日々オンラインで海外ブランドとのやりとり、PR事業などを行っています。 時間がある時に、こちらのブログをアップし、これからカナダに来られる人に向けて現地からためになる最新情報を配信していきます。

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